金魚の養殖 その3 「人工採卵」を紹介します

当ファームでは、より良い金魚をつくる為に、こだわって厳選した親魚を使い、毎年人工採卵を行っております。
人工採卵は手間が大変かかりますが、選び抜いた親魚の卵を確実に手に入れることが出来ます。
今回はその採卵作業を紹介します。

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上記は3才~4歳魚の種親です。
親魚として、各種類100匹前後用意してある中から、その年に必要な稚魚の数を見込んで、メス親を厳選します。
オスも同様ですが、数10匹いる中から、ベストなオス2匹を選びます。
各種類この様な作業を行い、選び抜いた種親の群れから、更により良い個体を選び、仔引きをします。


s-P1000414.jpg
上記の写真は、ピンポンパールの卵を絞っているとことです。
メス親から卵を絞る時に、魚が傷んだり傷ついたりしない様に、麻酔薬を使い麻痺させます。
採取した卵には、水は厳禁です!
卵に水が入らない様に親魚の体をペーパーなどで包みます。
露出している部分は、採卵口のみです。

実際はペーパーで全身を包み、まるでミイラの様な姿の写真になりますが、作業風景が分かりやすい写真が良いと思い撮リ直しました。

オスに関してもメス同様、傷が付かない様に、また必要以上のストレスを金魚に与えたくないので麻酔を利用します。その後スポイトを利用して精子を採取します。


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上記の写真は大詰めの作業風景です。
卵の入ったボールの中に精子を加え、受精をさせます。
プラ舟の水の底には、ステンレス製の目の細かい金網が設置してあります。
鳥の羽を使って、その受精した卵を手早く均等に付着させます。


s-P1000425.jpg
この写真は卵を孵化させ、数日間稚魚を育てる網生け簀です。
卵のついた金網を移動し、網生け簀内に設置しました。

数日後には、稚魚が孵化します。
より良い稚魚が生まれてくるように、水温や水質管理に目を配り、稚魚の誕生を待ちます。


このような工程が人工採卵です。
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金魚やサン

Author:金魚やサン
吉岡養魚場は、金魚の養殖と亀の繁殖を行っております。
生産者としての視点で、発信していきたいと思っています。

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